
実家の片付けなどで見つかった古いお酒は、思わぬ臨時収入になる可能性があります。
しかし、価値がわからないために安く買い叩かれないか、どの業者を信頼すれば良いのか、といった不安はつきものです。
この記事では、古いお酒の買取について解説します。買取可能な銘柄や買取相場、査定額を上げるポイントから、信頼できる業者の見つけ方まで詳しく紹介します。
価値がわからない古いお酒を、損をすることなく現金化したい場合に役立つでしょう。ぜひ参考にしてください。
目次
【価値編】その古いお酒、買取可能?査定の基本

まずはお手元のお酒に価値があるのか、基本から確認しましょう。
買取の対象になりやすいお酒の種類や、査定額が決まる重要ポイントを解説します。
買取対象になりやすいお酒のジャンル
古いお酒の買取では、とくに価値がつきやすいジャンルが存在します。代表的なのはウイスキーとブランデーです。
ウイスキーやブランデーはアルコール度数が高く、長期間の保存でも品質が劣化しにくいため、古酒としての価値が認められやすいといえるでしょう。
贈答品などで貰ったまま、飲む機会なく保管されている洋酒があれば、一度査定を依頼するのがおすすめです。
高価買取が期待できる代表的な銘柄
ウイスキーやブランデーの中でも、特定の銘柄は特に高価買取が期待できます。世界的に需要が高く、希少価値のあるボトルは高値で取引されます。
- ウイスキーの例
- 山崎、響(ジャパニーズウイスキー)
- マッカラン(スコッチウイスキー)
- ブランデーの例
- レミーマルタン
- ヘネシー
紹介した銘柄は、古いボトルであるほど価値が高まる可能性があります。
査定額を左右する5つの重要ポイント
お酒の査定額は、主に5つのポイントで決まります。
- お酒の銘柄と市場相場
- ボトルの状態(ラベルの傷や液面の低下)
- 付属品の有無(箱、証明書など)
- 保存状態と保管環境
- 世界的な需要と市場の動向
紹介した5つの要素が総合的に評価され、最終的な買取価格が決定されます。
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【業者選び編】信頼できる買取業者の見つけ方

お酒の買取で後悔しないためには、信頼できる業者を選ぶことが何よりも重要です。
悪質な業者を避け、信頼して任せられる優良業者を見つけるための方法を解説します。
避けるべき悪質・トラブル業者の特徴
残念ながら、買取業者の中には悪質な業者が存在します。知識がないと、不当に安く買い叩かれるなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
以下のような特徴がある業者には注意が必要です。
- 「何でも高価買取します」と過剰にアピールする
- 査定額の根拠を明確に説明しない
- 査定後に強引に買取を迫る
少しでも不安や疑問を感じたら、その業者への依頼は見送るのが賢明です。
信頼できる優良業者のチェックリスト
信頼できる優良な買取業者には、いくつかの共通点があります。
業者選びの際は、以下のポイントを必ず確認しましょう。
- 会社のホームページに「古物商許可番号」の記載がある
- お酒を専門に扱っており、買取実績が豊富
- 査定料・出張料・キャンセル料などが無料
- 専門知識を持つ査定士が在籍している
相見積もりで買取価格を比較する重要性
お酒を少しでも高く売るためには、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」が不可欠です。
1社だけの査定では、提示された金額が高いのか安いのかを判断できません。
最低でも2〜3社に査定を依頼し、金額を比較検討するのがおすすめです。
手間はかかりますが、相見積もりのひと手間が数千円、時には数万円の差額を生むこともあります。
後悔しない取引のために、必ず相見積もりを行いましょう。
古いお酒を売るときの買取方法の選び方

お酒の買取方法には、主に3つの選択肢があります。自身の状況や売りたいお酒の量に合わせて、最も都合の良い方法を選びましょう。
出張買取:自宅で完結する手軽な方法
出張買取は、査定士が自宅まで来てくれるサービスです。重いお酒を運ぶ必要がなく、最も手間がかからない方法といえます。
お酒の本数が多い場合や、他の品物もまとめて査定してほしい場合に特におすすめです。
宅配買取:全国から送るだけの便利な方法
宅配買取は、売りたいお酒を段ボールに詰めて業者に送る方法です。近くに店舗がない場合でも、全国どこからでも利用できるのが大きなメリットです。
多くの業者では、無料の宅配キット(段ボールや緩衝材)を用意してくれます。
店頭買取:その場で現金化できる早い方法
店頭買取は、売りたいお酒を直接店舗に持ち込んで査定してもらう方法です。
最大のメリットは、その日のうちに現金化できるスピード感にあります。専門の査定士と対面で話せるため、査定理由などを詳しく聞きたい方にも向いています。
【最新】古いお酒の買取におすすめの専門業者4選
数ある買取業者の中から、どこに依頼すればよいか迷う方も少なくありません。
ここでは、お酒の買取で実績があり、利用しやすい専門業者を4社紹介します。
買取URIKO(ウリコ):実績豊富!他社よりも高価買取

自宅にある古いお酒を売りたくても、初心者の方は「信頼できる業者がわからない」「安く買われてしまうのでは」と不安な方もいるでしょう。
そのような方は、買取のプロであるURIKO(ウリコ)にお任せください!
URIKOは実績豊富な買取業者です。中間業者を挟まないため、大手事業者よりも経費がかからず、お客様の品物を高く買い取ることができます。
また、品物の査定・見積もりは全て無料で行います。簡単に料金を教えてほしいという方は、LINEでの見積もりも承ります。
店頭にいらっしゃるのが難しい場合は、出張買取も可能です。出張費用やキャンセル費用も頂いておりません。
Googleでの口コミでは、以下のような高評価をいただいております。
四ツ谷駅と四谷三丁目駅の中間くらいにある遺品整理/出張買取 URIKOさん。初めて、買取業者さんを利用しましたが、対応が親切で安心しました。他の買取業者さんにも行ったのですが…比較しても、遺品整理/出張買取 URIKOさんに行って良かったです。(ちなみに、査定は遺品整理/出張買取 URIKOさんの方が、高かった)思い入れがある物もあったので、接客が丁寧なのは、気持ち的に嬉しく思いました。引用:Google口コミ
何年も着けてなかった腕時計がいくつかあり、2〜3ヶ所買取専門業社に伺って鑑定してもらいましたがあまり納得のいく値段にはならなかったので、URIKOさんに依頼しました。自宅にて腕時計3本ほど鑑定してもらい、1本だけ他店と同じ金額でしたが、他の2本はかなり納得のいく金額だったので、その場で全て買い取ってもらいました。どうせならと全然使ってなかった時計以外のブランド物もゴッソリと鑑定してもらい、「流石にコレは値段つかんやろ?」って物が意外と値段ついたりして、面白かったです
引用:Google口コミ
買取をして欲しいブランド物が数点あり、4店舗程回って1番高いので決めさせていただきました。担当の小野寺さんがお話がしやすいお人柄で接客も気持ちが良かったです!査定に入り、丁寧に説明もしていただきとてもわかりやすかったですまだ家にどうしようか迷っている物があるのでまたご縁がありましたら次は出張買取で利用しようと思います!
引用:Google口コミ
買取り以外では、遺品整理やゴミ屋敷の清掃、不要品回収、害虫駆除やハウスクリーニングなどのサービスも用意しており、お客さまの状況にあわせた対応が可能です。
家の片付け費用と買取価格を相殺できるため、遺品整理も検討の場合もぜひ一度相談ください。
バイセル:大手ならではの信頼感と対応力
バイセルは、お酒を含む様々な品目の買取で高い知名度を誇る大手業者です。
テレビCMなどでもおなじみで、知名度の高さからくる信頼感が大きな魅力といえるでしょう。コンプライアンスを徹底しており、強引な買取などの心配が少ないのも特徴です。
福ちゃん:お酒の専門知識と豊富な買取実績
福ちゃんも、お酒や骨董品など幅広いジャンルの買取を行う大手業者の一つです。
特にお酒の買取実績が豊富で、専門知識を持った査定士が多数在籍しています。国内外に多様な販売ルートを持っているため、高価買取が期待できます。
ストックラボ:専門店ならではの査定力と高価買取
ストックラボは、お酒の買取を専門に行う業者です。専門店ならではの深い知識と、正確な査定力が強みです。
とくに希少なウイスキーやブランデーなど、専門性が高いお酒の売却を検討している場合には、一度査定を依頼してみる価値があるでしょう。
古いお酒の買取に関するよくあるご質問

ブックオフやセカンドストリートでも古いお酒は売れますか?
一部の店舗ではお酒の買取を行っていますが、お酒専門の査定士がいないこともあります。
そのため、お酒の価値を正しく評価してもらえない可能性があります。
希少価値のあるお酒を売る場合は、お酒の買取を専門とする業者に依頼するのがおすすめです。
「ナポレオン」と書かれたブランデーは価値がありますか?
「ナポレオン」とは、特定の銘柄名ではなく、ブランデーの熟成年数を示す等級(クラス)の一つです。
そのため、「ナポレオン」と書かれているだけで価値が決まるわけではありません。「レミーマルタン」や「カミュ」といった有名メーカーのものであれば、高価買取が期待できます。
開封済みの古いお酒や中身が減っているものでも買い取ってもらえますか?
開封済みのお酒は、衛生上の問題から基本的に買取は難しいのが現状です。
ただし、非常に希少価値の高いお酒の場合、ボトルやラベル自体に価値が見出され、空き瓶でも買取の対象となる例外的なケースもあります。
箱や証明書などの付属品がなくても買取は可能ですか?
箱や証明書などの付属品がなくても、お酒本体だけで買取は可能です。
査定を諦める必要はありません。しかし、付属品がすべて揃っている状態に比べて、査定額は下がるのが一般的です。
買取で値段がつかなかったお酒はどうすればよいですか?
買取業者によっては、値段がつかなかったお酒を無料で引き取ってくれる場合があります。
査定を依頼する際に、引き取りの可否も確認しておくと良いでしょう。
自身で処分する場合は、中身をシンクに流し、ボトルは自治体のルールに従って分別して廃棄するのが基本的な方法となります。
まとめ
この記事では、古いお酒の買取について、価値の判断基準から信頼できる業者の選び方まで解説しました。
古いお酒の価値は、種類や状態、付属品の有無など様々な要因で決まります。
そして、信頼できる専門業者を見極め、相見積もりを取ることが、損をせず適正な価格で売却する鍵となります。
たとえ自身にお酒の知識がなくても、査定のポイントや優良業者の特徴を知っておくだけで、不当な取引を未然に防ぐことが可能です。
まずはこの記事で紹介したポイントを基に、気になる業者へ査定を依頼してください。