遺品整理のネコババ・窃盗は許さない!「プロが手口を暴露」トラブル回避の完璧マニュアル

2025年05月01日

遺品整理を業者に依頼する際、「大切な遺品をネコババされたら…」「法外な料金を請求されたら…」という不安は、誰にでもつきまとう深刻な問題です。

悲しいことに、ご遺族の心の弱さにつけ込む悪質な業者は、後を絶ちません。

しかし、ご安心ください。結論として、ネコババや悪質な料金トラブルは、正しい知識と、これからお伝えする「業者を見抜くポイント」を実践するだけで防ぐことが可能です。

この記事では、遺品整理のプロである私たちが、業界内で見聞きした巧妙な手口を紹介し、具体的な予防策から、万が一の際の対処法までを網羅的に解説します。

故人との最後のお別れを後悔で終わらせないために、ぜひ最後までお読みください。

この記事の監修者

遺品整理・買取URIKO代表 小野寺 崇

東京都新宿区四谷で10年。遺品整理・買取で年間買取実績1,200件超の実績があるURIKO。多くのご遺族が「価値がわからない」「どこに頼めばいいか不安」という悩みを抱えながら、故人の大切な品々を仕方なく処分してしまう現状を目の当たりに。ご遺族の心に寄り添う丁寧な遺品整理と、お品物の価値を正しく見出す専門的な買取を両立したサービスを提供するため、URIKOを設立しました。

「ご遺族の負担を少しでも軽くし、故人の想いを次の価値へと繋ぐ」を信条に、日々お客様と向き合っています。

【保有資格・許認可】
遺品整理士認定協会 優良事業所認定 遺品整理士
古物商許可 東京都公安委員会 第304382118084号
一般社団法人日本リユース機構準会員

目次

遺品整理でネコババや業者トラブルは本当に起こる?その手口と実態

遺品整理を業者に依頼する際、大切なものを盗まれないか、高額な料金を請求されないかといった不安を感じる方もいるでしょう。

残念ながら、一部の悪質な業者によるネコババや料金トラブルは実際に報告されています。

まずはどのような手口やトラブルがあるのかを知り、冷静に対策を考えることが重要になります。

ここでは、実際に起こりうるトラブルの具体的な内容とその背景について解説します。

実際に報告されているネコババの手口と盗まれやすい品

遺品整理の現場で発生するネコババ、すなわち窃盗の手口はさまざまです。

最もわかりやすいのは、現金や貴金属、ブランド品など、換金しやすい貴重品が狙われるケースでしょう。

しかし、注意すべきはそれだけではありません。切手や古銭、骨董品といった、依頼者自身がその価値を正確に把握していない品物が、価値を知る業者によって不正に持ち去られることも考えられます。

作業中に他の不用品に巧妙に紛れ込ませたり、依頼者の目を盗んで隠したりする手口も存在します。複数人のスタッフが連携し、依頼者の注意をそらしながら犯行におよぶ可能性も否定できません。

大切な遺品を守るためには、こうした手口があることを認識しておくことが第一歩となります。

【プロだけが知る、さらに巧妙な手口】

私たちが業界内で見聞きする、より悪質な手口も存在します。たとえば、価値のある骨董品を「これは二束三文ですよ」と偽って安く買い叩いたり、ご遺族の見ていない部屋で金目の物を探し、他のゴミと一緒に段ボールに詰めて運び出したりするケースです。作業員が複数いる場合、一人がご遺族の対応をしている間に、別の作業員が犯行に及ぶこともあります。

ネコババ以外にも注意すべき料金・作業トラブル

遺品整理業者との間で起こりうるトラブルは、ネコババだけではありません。

料金に関するトラブルも多く報告されています。たとえば、最初の見積もりには含まれていなかった項目について、作業終了後に追加料金として高額な請求を受けるケースがあります。

また、極端に安い見積もり金額を提示して契約を取り付け、あとからさまざまな名目でオプション料金を加算していく悪質な手口も存在します。作業の質に関するトラブルも無視できません。

故人の大切な遺品を雑に扱われたり、家財を破損されたり、最悪の場合は不法投棄されたりする可能性も考えられます。

スタッフの態度が高圧的であったり、コミュニケーションが円滑に進まなかったりすることも、精神的な負担となるでしょう。

なぜ遺品整理で業者トラブルが起こりやすいの?

遺品整理の現場でトラブルが発生しやすい背景には、いくつかの要因が考えられます。

まず、依頼者である遺族は、身内を亡くした直後で精神的に深く動揺している場合が多く、冷静な判断を下すのが難しい状況にあります。

また、故人の遺品は量が膨大で多岐にわたるため、遺族自身がすべての品物の内容や価値を正確に把握しきれていないケースも少なくありません。

このような状況が悪質な業者につけ入る隙を与えてしまう可能性があります。

さらに、遺品整理業界には、建設業や運送業のような厳格な法規制がまだ十分に整備されておらず、比較的容易に参入できるため、残念ながら悪質な業者が後を絶たないという側面もあります。

業者と依頼者の間で、貴重品に対する認識が異なることもトラブルの一因となり得ます。

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今すぐできる!遺品整理のネコババ・トラブルの完全防御マニュアル

悪質な業者につけ入る隙を与えないために、業者へ連絡する前にご自身でできることがあります。

これからお伝えする3つの準備を行うだけで、トラブルのリスクを劇的に減らせますので、必ず実践してください。

準備1:貴重品・重要書類は「先に」「完全に」確保する

ネコババのリスクをゼロにする最も確実な方法は、価値のある物を現場からなくしておくことです。

業者を呼ぶ前に、以下の品は必ず探し出し、別の安全な場所に移動・保管してください。

  • 金銭的価値のある物: 現金、預金通帳、印鑑、不動産の権利書、有価証券、貴金属、ブランド品、骨董品など
  • 思い出の価値のある物: 写真、手紙、日記、勲章、ご自身や親族にとって大切な形見など

「これは価値がないだろう」と自己判断せず、少しでも気になる物はすべて事前に確保しておくことが鉄則です。

準備2:親族間で「残す物」の認識を合わせる

「これはただのガラクタだと思った」という業者側の言い逃れや、親族間の「あれは残しておいてほしかった」という後のトラブルを防ぎます。

誰が何を引き継ぐのか、形見分けの希望などを事前に話し合い、全員の合意を得ておくことが重要です。

合意した内容は簡単なメモでも良いので、書面に残しておくと万全です。

準備3:必ず「3社以上の訪問見積もり」で比較する

手間を惜しまず相見積もりを取ることは、悪徳業者を見抜くための最強の武器です。

1社だけの話では、その料金やサービスが適正か絶対に判断できません。

料金の安さだけで選ぶのではなく、スタッフの対応や見積書の内容を冷静に比較し、総合的に「最も信頼できる」と感じた業者を選びましょう。

【当日の注意点】ネコババ・業者トラブルを現場で防ぐ方法と対策

信頼できる業者を選び、契約を済ませても、まだ安心はできません。遺品整理の作業当日にも、ネコババや思わぬトラブルを防ぐために注意すべき点があります。

可能な限り作業に立ち会い、業者とのコミュニケーションを密に取ることが重要ですここでは、作業当日に実践したい具体的な行動や、万が一に備えた記録の有効性について解説します。

作業当日の立ち会いは原則として必要

遺品整理の作業当日は、可能な限り遺族のどなたかが立ち会うことを強く推奨します。

立ち会いには、貴重品や大切な思い出の品が誤って処分されたり、不正に持ち去られたりするのを抑止する効果が期待できます。

また、作業の進捗状況や遺品の扱い方を直接確認できるため、安心感にもつながるでしょう。スタッフの作業が丁寧か、指示通りに進んでいるかなどをその場でチェックすることも可能です。

仕事の都合などで全ての時間に立ち会うのが難しい場合でも、作業開始時と作業終了時には必ず顔を出し、業者とコミュニケーションを取ることが望ましいです。

どうしても立ち会いが困難な場合は、他の親族や信頼できる友人・知人に代理で立ち会ってもらうといった代替策も検討しましょう。

作業中のコミュニケーションと確認事項

作業当日に立ち会う際は、業者スタッフとの円滑なコミュニケーションがトラブル防止の鍵となります。

まず、作業開始前に、事前に仕分けておいた貴重品や必ず残しておきたい遺品の保管場所を明確に伝え、誤って処分しないよう念を押しましょう。

作業中、スタッフが捨てるべきか残すべきか判断に迷うような品物が出てきた場合に、勝手に判断せず必ず依頼者に確認するよう、事前に依頼しておくことも重要です。

作業の様子を見ていて不安に思うことや疑問点があれば、遠慮することなくその場で質問し、解消するように心がけてください。

スタッフの動きを適度に観察することも大切ですが、常に監視しているような態度は避け、信頼関係を保ちながら進める配慮も必要となります。

写真や動画での記録の有効性

万が一のトラブルに備えて、作業前後の状況を記録しておくことも有効な対策の一つです。

とくに、作業を開始する前に、部屋全体の様子や、貴重品を保管していた棚や引き出しの中などを、日付がわかるように写真や動画で撮影しておくことをおすすめします。

可能であれば、作業中の様子も部分的に記録しておくと、あとあと「いった・いわない」といった水掛け論になるのを防いだり、ネコババや破損などのトラブルが発生した場合の客観的な証拠となったりする可能性があります。

ただし、作業中のスタッフを無断で撮影することはプライバシーの問題にも関わるため、撮影する際には事前に業者に一言断りを入れるのがマナーです。

記録はあくまでも自己防衛のためであり、業者との信頼関係を損なわないよう配慮しながらおこないましょう。

ネコババや業者トラブルが発生してしまった場合の対処法

遺品整理・自分でできる

細心の注意を払っていても、残念ながらネコババや料金トラブルなどが発生してしまう可能性はゼロではありません。

実際にトラブルに巻き込まれてしまったら、決して泣き寝入りせず、冷静かつ毅然とした態度で対処することが重要です。

まずは当事者である業者との交渉を試み、それでも解決しない場合は、公的な相談機関や専門家の力を借りることも考えましょう。

まずは冷静に業者へ|事実確認と交渉をおこなう

遺品整理の作業後、もしネコババの疑いがある、見積もり外の不当な料金を請求された、物が壊されていたなどの被害に気づいた場合は、まずは落ち着いて、速やかに業者へ連絡を取りましょう。

感情的にならず、いつ、どこで、何が、どのように問題だったのか、具体的な事実を冷静に伝えることが重要です。

そして、業者に対して事実確認を求め、納得のいく説明や、状況に応じた対応、たとえば盗難や破損に対する賠償、不当な請求に対する返金などを具体的に要求してください。

この際、電話だけでなくメールなどの記録が残る形でも連絡しておくとよいでしょう。

業者とのやり取りは、日時、担当者の名前、話した内容などを詳細に記録しておくことが、あとの交渉や相談の際に役立ちます。

消費者センターや国民生活センターへの相談

業者との直接交渉で問題が解決しない場合や、業者の対応が不誠実であったり、悪質性が高いと感じられたりした場合は、第三者の力を借りることを検討しましょう。

代表的な相談先として、お住まいの自治体にある消費生活センターや、独立行政法人の国民生活センターがあります

これらの機関では、消費生活に関する専門の相談員が、無料で相談に応じてくれます。

トラブルの内容を具体的に伝えることで、今後の対応に関するアドバイスを受けられたり、場合によっては業者との間に入って話し合いを仲介する「あっせん」という手続きをおこなってくれたりする可能性もあります。

相談する際には、契約書、見積書、請求書、写真、業者とのやり取りの記録など、トラブルの経緯を示す資料をできるだけ揃えておくと、話がスムーズに進みます。

弁護士への相談や法的措置を検討するケース

消費者センターなどへの相談でも解決が難しい場合や、被害額が非常に大きい場合、業者が極めて悪質で話し合いに応じる姿勢が全く見られないようなケースでは、弁護士への相談や法的な措置も視野に入れる必要が出てきます。

とくに、窃盗、すなわちネコババの疑いが濃厚な場合は、警察に被害届を提出することも検討すべきでしょう。

弁護士に相談することで、具体的な状況に応じた法的なアドバイスを受けられるほか、代理人として業者との交渉を任せたり、最終的には訴訟を起こしたりすることも可能です。

弁護士費用が心配な場合は、収入などの条件を満たせば無料または低額で法律相談や代理援助を受けられる「法テラス」という国の制度もあります

ただし、法的措置には相応の時間と費用がかかることも理解しておく必要があります。業者の責任感や信頼性を測る指標の一つとも言えます。

【プロが完全伝授】悪徳業者を99%見抜く!信頼できる遺品整理業者の見極め方

ここで解説する5つのポイントを順番に確認していくことで、悪徳業者に騙されるリスクを減らせます。

心から信頼できるパートナーを見つけるために、一つひとつ丁寧にチェックしていきましょう。

チェックポイント1:必要な許認可を明示しているか?

まず、業者が法律を守って運営しているかを確認します。これは信頼性を判断する最初のふるいであり、満たしていなければ注意が必要です。

ウェブサイトやパンフレットの会社概要ページに、以下の許認可番号が明記されているか必ず確認してください。

  • 古物商許可: ご遺品を買い取るために法律で義務付けられている許可です。
  • 一般廃棄物収集運搬業許可: ご家庭のゴミ(不用品)を運搬・処分するために必須の許可です。

チェックポイント2:料金体系が明瞭で、見積書は詳細か?

遺品整理で最もトラブルが多いのが、お金の話です。

だからこそ、見積もりの段階で業者の誠実さを徹底的に見極める必要があります。曖昧な料金提示は、後から高額な追加請求をするための伏線かもしれません。

  • 「作業一式」という見積もりは危険信号: 「何にいくらかかるのか」が項目ごとに詳細に記載されているか確認しましょう。内訳が不透明な見積もりは絶対に信用してはいけません。
  • 追加料金の条件を必ず書面で確認する: 優良な業者は、「どのような場合に追加料金が発生するのか」を契約前に丁寧に説明してくれます。口約束ではなく、必ず書面で確認することがトラブル防止の鍵です。
  • 訪問見積もりは必須条件: 電話やメールだけで確定料金を出す業者は避けましょう。実際の物量や搬出経路を見ずに正確な料金は出せません。

チェックポイント3:スタッフの対応は親身で、質問に誠実か?

遺品整理は、単なる物の片付けではありません。ご遺族の心に寄り添えるかどうかが最も大切です。

見積もりに来たスタッフの対応が、そのまま会社の姿勢だとも考えられます。

  • あなたの不安に寄り添ってくれるか: こちらの話を丁寧に聞き、専門家として親身にアドバイスをくれるかを見極めましょう。流れ作業のように話を進めようとする業者は要注意です。
  • どんな質問にも明確に答えてくれるか: 曖昧な返答をしたり、専門用語でごまかしたりせず、素人にも分かる言葉で誠実に説明してくれるかを確認しましょう。
  • 契約をその場で急かさないか: 「今日契約すれば安くなります」といった言葉で契約を急かすのは、悪徳業者の常套手段です。じっくり考える時間を与えてくれる業者を選びましょう。

チェックポイント4:損害賠償保険に加入しているか?

どんなに丁寧な業者でも、万が一の事故のリスクはゼロではありません。大切な家財や建物を傷つけてしまった場合に備え、誠実な業者であれば必ず損害賠償保険に加入しています。

見積もり時に「保険には加入していますか?」と必ず質問しましょう。

さらに一歩進んで、「どのような事故が対象で、いくらまで補償されますか?」と具体的な内容まで確認できれば、より安心して任せることができます。保険加入の有無は、業者の責任感の表れです。

チェックポイント5:実績やリアルな口コミは豊富か?

業者がどれだけ「良い会社です」とアピールしても、最終的な判断材料は第三者からの客観的な評価です。その業者が積み重ねてきた経験と、実際に利用した人の正直な声を確認しましょう。

  • 公式サイトの実績を鵜呑みにしない: 公式サイトに載っているのは、当然ながら良い評判ばかりです。重要なのは、編集されていないリアルな声が集まるGoogleマップのレビューやSNSなどを確認することです。
  • 具体的なエピソードがあるか見極める: 「丁寧でした」という一言よりも、「〇〇を探していると伝えたら、作業を一旦止めて全員で探してくれた」といった具体的なエピソードが書かれている口コミは、信頼性が非常に高いと言えます。

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安心してお任せください!口コミ評判の良い「遺品整理のURIKO(ウリコ)」

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遺品整理をしたくても、「信頼できる業者がわからない」「本当に任せて大丈夫なの?」と不安な方もいるでしょう。

そのような方は、遺品整理のプロであるURIKO(ウリコ)にお任せください!

URIKOは遺品整理士協会から「優良事業者」の認定を受ける遺品整理業者です。お客様のお気持ちを大切にし、寄り添いながら遺品整理に対応します。

Googleでの口コミでは、以下のような高評価をいただいております。

四ツ谷駅と四谷三丁目駅の中間くらいにある遺品整理/出張買取 URIKOさん。初めて、買取業者さんを利用しましたが、対応が親切で安心しました。他の買取業者さんにも行ったのですが…比較しても、遺品整理/出張買取 URIKOさんに行って良かったです。(ちなみに、査定は遺品整理/出張買取 URIKOさんの方が、高かった)思い入れがある物もあったので、接客が丁寧なのは、気持ち的に嬉しく思いました。
引用:Google口コミ

父の49日が過ぎたのを機に、遺品整理をお願いしました。担当の小野寺さんが一つ一つ丁寧に査定してくださり、思い出話にも耳を傾けてくれて、本当に親身になって対応してくださいました。そのおかげで、しっかりと心の整理をすることができ、お願いして本当に良かったと感じています。心から感謝しています。ありがとうございました。
引用:Google口コミ

不用品があったので、出張買取を依頼致しました。値段がつくものとそうで無いものを一つ一つ丁寧に仕分けしていただき、理由も丁寧に教えていただきました。この手の業者はあまり良い印象がなかったのですが、小野寺さんの接客がとても丁寧で好感が持てました。次回は実家の整理も依頼したいと思いました。
引用:Google口コミ

遺品整理以外では、ゴミ屋敷の清掃や不要品回収、害虫駆除やハウスクリーニングなどのサービスも用意しており、お客さまの状況にあわせた対応が可能です。

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さらにURIKOでは買取事業もおこなうため、専門知識を持つスタッフがお品物をしっかりと査定します。他社で値段がつかなかった遺品があれば、ぜひ一度相談ください。

遺品整理のネコババ・業者トラブルに関するよくある質問

ここまで遺品整理におけるネコババやトラブルの対策について解説してきましたが、まだ細かい疑問点が残っているかもしれません。

ここでは、遺品整理業者への依頼に関して、多くの方が疑問に思いがちな点についてQ&A形式で回答します。

見積もり無料と書かれていても注意すべき点は?

多くの遺品整理業者が「見積もり無料」を謳っていますが、完全に無料とは限らないケースもあるため注意が必要です。

見積もり作業自体は無料でも、業者が自宅まで来るための出張費や、見積もり後に契約しなかった場合のキャンセル料が別途発生する可能性があります。

そのため、「見積もり無料」の範囲を事前に確認することが重要です。また、「不用品無料回収」を強調する業者にも注意しましょう。

回収自体は無料でも、あとから高額な運搬費や処分費、作業費などを請求されるトラブルが報告されています。

重要なのは、見積もり内容が明確であるか、作業範囲や処分品目が具体的に記載されているかを確認することです。

ゴミ屋敷状態でも業者に依頼できる?追加料金は?

いわゆるゴミ屋敷と呼ばれるような、物量が非常に多い状態の家の遺品整理も、多くの専門業者で対応可能です。

ゴミ屋敷清掃を専門におこなっている業者も存在します。

ただし、通常の遺品整理と比較して、作業に必要な時間や人員、処分するゴミの量が大幅に増加するため、料金は高くなるのが一般的です。

基本料金に加えて、追加料金や特別な作業費、割増料金などが適用されるケースが多いでしょう。

トラブルを避けるためには、必ず契約前に業者に現地を確認してもらい、正確な状況に基づいた見積もりを取ることが不可欠です。その際、料金体系や追加料金が発生する条件について、納得いくまで説明を求め、書面で確認しておくようにしましょう。

作業時間はどれくらいかかるのが一般的?

遺品整理にかかる作業時間は、部屋の広さや間取り、遺品の量、必要な仕分け作業の程度、そして作業にあたるスタッフの人数によって大きく変動するため、一概に「一般的」な時間をいうのは難しいです。

あくまで目安ですがワンルームや1K程度であれば数時間から半日、2LDKや3LDKといった広さになると、1日から2日、あるいはそれ以上かかる場合もあります。

家全体が物で溢れているような状態であれば、さらに多くの時間が必要となるでしょう。正確な作業時間を知りたい場合は、見積もりを依頼する際に、おおよその目安時間を確認しておくことをおすすめします。

作業時間が長引くほど料金も高くなる傾向があるため、事前に把握しておくことが大切です。

遺品の供養もお願いできる?

故人が大切にしていた仏壇や神棚、人形、写真などをそのまま処分することに抵抗を感じる方は少なくありません。

多くの遺品整理業者では、そうした遺族の気持ちに寄り添い、オプションサービスとして遺品の供養に対応しています。

供養の方法は業者によってさまざまですが、提携している寺院などで他の遺品とあわせて供養する「合同供養」や、個別に供養をおこなう「個別供養」などがあります。
対象となる品物も、仏壇、神棚、位牌、遺影、写真、人形、ぬいぐるみ、手紙、日記など多岐にわたることが多いです。

供養にかかる料金や具体的な方法、宗派への対応などは業者ごとに異なるため、希望する場合は事前に詳細を確認しましょう。

供養をおこなった証明として、供養証明書を発行してくれる業者もあります。

まとめ

この記事では、遺品整理にまつわるネコババや業者トラブルの実態と、それを未然に防ぐための具体的な対策について解説しました。

悪質な手口やトラブル事例を知り、事前の準備(貴重品の仕分け、相見積もり)と慎重な業者選び(チェックポイントの確認、契約内容の精査)、そして作業当日の注意点(立ち会い、コミュニケーション)を実践することが重要です。

最もお伝えしたいのは、適切な知識を持ち、ポイントを押さえて行動すれば、ネコババや悪質な業者トラブルのリスクは大幅に低減できるということです。

万が一の際の相談先や対処法も知っておくことで、より安心して遺品整理を進められます。

故人を偲び、大切な遺品を整理するという重要なプロセスを、後悔なく終えるために、今回紹介した情報を役立て、ご自身の状況に合わせて信頼できる業者を選んでください。

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