壊れたネックレスでも買取できる？チェーン切れやダイヤ取れでも高く売るコツと業者選びのポイント

金やプラチナ製のネックレスは、資産価値を持つアクセサリーです。

しかし、チェーンが切れたり留め具が壊れたりすると、「こんな状態ではもう価値がないのでは」「どこで売ればいいのか」といった悩みが出てくるでしょう。

結論として、壊れたネックレスでも多くの場合、買取（売ること）は可能です。価値は主に素材で決まりますが、失敗しないためには信頼できる業者を選ぶことが重要です。

この記事では、どのような状態のネックレスが買取対象になるのか、買取価格が決まる仕組み、そして少しでも高く売るためのコツを解説します。

安心して任せられる業者の選び方まで知ることで、納得のいく取引が可能になるでしょう。

不要なネックレスの処分や売却を検討する際にぜひ参考にしてください。

壊れたネックレスも買取対象になる

壊れたネックレスは値段がつかないと考えている方もいますが、実際は状態にかかわらず多くのネックレスは買取が可能です。

その理由は、ネックレスが持つ素材そのものの価値と、製品によってはブランドや宝石の価値が評価されるためです。

ここでは、それぞれの理由について具体的に解説します。

価値は素材そのものにある

壊れたネックレスでも、多くの場合、価値がなくなることはありません。その理由は、使われている金やプラチナといった貴金属の素材自体に資産価値があるからです。

買取業者は、アクセサリーのデザインや機能ではなく、主に素材の価値を見ています。買い取った品物は一度溶かして、金やプラチナの塊（インゴット）などに再加工して新たな製品の材料として再利用します。

そのため、ネックレスがちぎれたり変形したりしていても、素材としての価値は変わらず、貴金属としてしっかり値段をつけて買取してもらえます。価値がないと自己判断で処分してしまう前に、まずは一度査定に出してみることをおすすめします。

ブランドや宝石にも価値がつく場合がある

ネックレスによっては、貴金属の素材価値だけでなく、ブランドや宝石にも価値がつく場合があります。そのため、壊れていても予想以上の高値で売れる可能性があります。

ティファニーやカルティエといった有名ブランドの製品は、素材の価値に加えてブランド自体の人気や需要が査定額に上乗せされることが期待できます。

また、ダイヤモンドなどの宝石がついている場合も、宝石そのものの品質が評価され、買取価格に反映されます。

たとえば、購入時の箱や保証書といった付属品が手元になくても、ブランドや宝石の価値だけで高価買取が期待できるケースは少なくありません。諦める前に、査定を依頼する際にはブランド名や宝石の種類を査定士にしっかり伝えることが重要です。

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買取が期待できる壊れたネックレスの状態

一言で壊れたネックレスといっても、その状態はさまざまです。ここでは、具体的にどのような状態のネックレスが買取対象となるのか、代表的な例をいくつかご紹介します。

それぞれのケースについて、詳しく見ていきましょう。

ちぎれたり切れたりしたチェーン

ネックレスのトラブルで最も多いチェーン切れですが、全く問題なく買取の対象となります。

多くの買取業者は、貴金属の素材としての価値で査定するため、チェーンが切れているという理由で買取価格が下がることは基本的にありません。

自分で無理に修理しようとすると、かえって状態を悪化させてしまう可能性もあります。そのため、切れたままの状態で査定に出すことをおすすめします。

もし、他にも壊れたピアスや指輪などがあれば、複数のアクセサリーをまとめて査定に出すことで、より高い金額で売れる可能性もあります。

破損した留め具

ネックレスの着脱に使う引き輪やプレートといった留め具が壊れている場合でも、問題なく売ることが可能です。

留め具が壊れてネックレスとして使えない状態でも、素材が金やプラチナであれば、その価値は変わりません。留め具の部品をなくしてしまった場合でも、残ったチェーン本体だけで十分に査定してもらえます。

特殊なデザインの留め具であっても、素材の価値としてしっかり評価されるため、心配は不要です。

石が取れてしまったもの

ペンダントトップから宝石が取れてしまったネックレスも、買取を諦める必要はありません。土台となっている貴金属部分だけで十分に価値があり、買取の対象となります。

もし、取れてしまった宝石が手元に残っていれば、ネックレス本体と一緒に査定に出しましょう。宝石の価値がプラスされ、より高い買取価格が期待できます。

メインの石がないから価値がないと自身で判断してしまうのは非常にもったいないことです。処分する前に、一度は専門の業者に査定を依頼してみることをおすすめします。

傷や黒ずみなどの変色

長年の使用でついてしまった細かい傷や、シルバー製品特有の黒ずみといった変色があっても、査定額に大きく影響することはほとんどありません。

その理由は、専門の買取業者が、買い取った貴金属を研磨や洗浄によってきれいに再生する技術を持っているからです。そのため、多少の傷や汚れは価値判断において大きな問題にはなりません。

自身で無理に磨くと、かえって傷を増やしてしまうリスクもあります。簡単なほこりを払う程度にとどめ、そのままの状態で査定に出す方が安全です。

壊れたネックレスの買取価格が決まる仕組み

壊れたネックレスがいくらで売れるのか、その買取価格がどのように決まるのかは、多くの方が気になるところです。買取価格は、主に以下の4つの要素で決まります。

これらのポイントを知っておくことで、査定の際に提示された金額にも納得しやすくなります。

貴金属の素材と純度

ネックレスの買取価格を決める最も基本的な要素は、使われている貴金属の種類（金・プラチナなど）と、その純度です。

ネックレスの留め具やプレート部分には、K18やPt900といった刻印がされていることが多く、これが素材と純度を示しています。Kは金、Ptはプラチナを表し、数字が大きいほど純度が高くなります。

たとえば、金の場合は純度100%がK24です。K18であれば、金の含有率が75%であることを意味します。この純度が高いほど1グラムあたりの買取単価が高くなるため、結果として買取価格も高額になります。

当日の貴金属相場

金やプラチナといった貴金属の価格は、毎日変動しています。これは、株式市場のように、世界的な経済状況や需要と供給のバランスによって取引価格が変わるためです。

多くの貴金属買取業者のウェブサイトでは、本日の買取相場として1グラムあたりの買取価格を公開しています。査定に出す前に、こうした情報をチェックしておくことも可能です。

一般的に、貴金属の相場が高いタイミングで売ることが、高価買取を実現するための重要なポイントです。ニュースなどで金価格高騰といった情報を見かけた際は、売却のチャンスです。

付属する宝石の価値

ネックレスにダイヤモンドなどの宝石がついている場合、その宝石の価値も買取価格に上乗せされます。

ダイヤモンドの価値は、4Cとよばれる国際的な評価基準で決まります。4Cとは、カラット（重さ）、カラー（色）、クラリティ（透明度）、カット（輝き）の4つの要素を指します。

ルビーやサファイア、エメラルドといった他の宝石にもそれぞれ評価基準があり、専門の査定士がその価値を丁寧に見極めます。

もし、宝石の品質を証明する鑑定書や鑑別書が手元にあれば、査定時に一緒に提出しましょう。より正確で、有利な価格での買取が期待できます。

ブランドとしての価値やデザイン性

ティファニー、カルティエ、ブルガリといった世界的に人気の高いブランドの製品は、素材や宝石の価値に加えて、ブランドとしての価値が査定額にプラスされます。これは、中古市場でも人気があり、再販しやすいためです。

また、流行のデザインや希少性の高い限定モデルなども、付加価値として評価され、買取価格が高くなる可能性があります。

たとえノンブランドのネックレスであっても、デザイン性が優れていれば、再販できるジュエリーとして高く評価してくれる業者も存在します。

買取価格を少しでも高くする3つのコツ

お持ちの壊れたネックレスを、どうせなら少しでも高く売りたいと思うのは当然のことです。ここでは、誰でも簡単に実践できる、買取価格を少しでも高くするための3つのコツをご紹介します。

箱や保証書などの付属品をそろえる

ネックレスを購入した際の箱や保存袋、品質を証明する保証書（ギャランティカード）、宝石の鑑定書・鑑別書などがあれば、必ず一緒に査定に出しましょう。

付属品がそろっていると、その品物が正規品であることの証明になり、査定士の信頼を得やすくなります。とくにブランド品の場合、付属品の有無が買取価格に大きく影響するケースも少なくありません。

もちろん、付属品がなくても買取自体は可能ですが、査定に出す前にもう一度探してみることを強くおすすめします。

簡単な手入れできれいな印象に

査定するのは人間なので、品物の第一印象も大切です。査定に出す前に、柔らかい布で表面の皮脂汚れやホコリを優しく拭き取っておくだけでも、きれいな印象を与えられます。

ただし、注意点として、研磨剤の入ったクロスで強くこすったり、間違った方法で洗浄したりするのは避けるべきです。かえってネックレスに傷をつけてしまい、価値を下げてしまう可能性があります。

あくまで見た目を整えるという意識で、過度なクリーニングは不要です。簡単な手入れで十分なので、ぜひ試してください。

複数の業者で相見積もりを取る

壊れたネックレスを最も高く売るために、これが一番重要なポイントです。買取業者によって、査定の基準や得意なジャンル、持っている販売ルートなどが異なります。そのため、同じ品物でも業者によって買取価格に差が出ることが一般的です。

後悔しないためには、最低でも2社から3社に査定を依頼し、提示された見積もり金額を比較検討する相見積もりが不可欠です。

多くの買取業者は、査定を無料で実施しています。少し手間はかかりますが、最も高い金額を提示してくれた業者に売ることで、納得のいく取引が実現できます。

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信頼できる買取業者の選び方

大切なネックレスを安心して売るためには、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。ここでは、悪質な業者を避け、安心して取引できる優良業者を見極めるためのチェックポイントを4つ解説します。

古物商許可の記載を確認する

中古品の買取や売買をおこなう業者は、法律に基づき、営業所のある都道府県の公安委員会から古物商許可を取得することが義務付けられています。

信頼できる業者は、必ず自社のウェブサイトの会社概要ページなどに、この許可番号を東京都公安委員会許可 第〇〇〇号のように記載しています。この記載がどこにも見当たらない業者は、法律を守っていない可能性があり、利用は避けるべきです。

業者選びの最低限のチェックポイントとして、まずこの許可番号の有無を確認しましょう。

貴金属の買取実績が豊富か

業者のウェブサイトを見て、貴金属やジュエリーの買取実績が豊富に掲載されているかを確認しましょう。

壊れたアクセサリーの買取事例やお客様の声などが具体的に紹介されていれば、それだけ多くの方が利用し、信頼されている証拠です。どのような品物を、どれくらいの価格で買い取ったかという事例が多ければ多いほど、査定の専門性も高く、安心して依頼できる可能性が高いです。

買取価格だけでなく、買取した品物の写真などが掲載されていると、より信頼性が高いと判断できます。

査定の理由を丁寧に説明してくれるか

提示された買取価格に対して、なぜこの金額になったのかという理由を一つひとつ丁寧に説明してくれる業者は、信頼できる優良業者です。

たとえば、素材の重さや当日の貴金属相場、デザインの評価などを明確に説明し、こちらの質問にも誠実に答えてくれるかどうかが見極めのポイントになります。

逆に、理由を尋ねても曖昧な答えしか返ってこなかったり、一方的に契約を急かしたりするような業者には注意が必要です。目の前できちんと重量を測り、査定のプロセスを見せてくれるような透明性の高い業者を選びましょう。

手数料やキャンセル料の有無

査定を依頼する前に、手数料の有無を必ず確認することが重要です。優良な買取業者の多くは、以下のような手数料を無料に設定しています。

一部の業者では、査定額から手数料を差し引いたり、査定後にキャンセルした場合に返送料を請求したりする場合があります。

公式サイトなどで手数料完全無料を明記している業者を選ぶことで、予想外の出費を防ぎ、安心してサービスを利用できます。

自分に合った買取方法を選ぶ

現在、貴金属の買取サービスには、主に店頭買取、宅配買取、出張買取の3つの方法があります。

それぞれのメリットとデメリットを理解し、自身のライフスタイルや希望に合った方法を選びましょう。

店頭買取

店頭買取は、売りたいネックレスを直接お店に持ち込み、その場で査定・買取してもらう方法です。

最大のメリットは、専門家である査定士と対面で話しながら査定してもらえる安心感と、査定額に納得すればその場で現金を受け取れるスピード感にあります。

一方で、お店まで足を運ぶ手間がかかる点や、営業時間が決まっている点がデメリットです。近所に信頼できる店舗がある方や、すぐに現金化したい方におすすめの方法です。

宅配買取

宅配買取は、無料の宅配キットに品物を詰めて業者に送り、査定してもらう方法です。

自宅にいながらすべての手続きが完結する手軽さが最大のメリットで、全国どこからでも利用できます。店舗に行く時間がない方や、誰にも会わずに非対面で取引を終えたい方に最適です。

デメリットとしては、品物を送ってから査定結果が出るまで、また入金されるまでに数日かかる点が挙げられます。利用する際は、配送中の紛失に備えた運送保険の有無も確認しておくと、より安心です。

出張買取

出張買取は、査定士が直接自宅まで訪問し、その場で品物を査定・買取してくれるサービスです。

売りたい品物を家から一歩も出ずに売却できるため、非常に便利な方法です。とくに、ネックレス以外にも売りたいアクセサリーやブランド品が大量にある場合や、高価な品物を持ち歩くのが不安な方におすすめです。

デメリットとしては、査定士を自宅に上げる必要があることや、訪問の日時を事前に調整する必要がある点が挙げられます。

高く売るなら東京新宿で口コミ評判の良い「買取のURIKO（ウリコ）」

アクセサリーや貴金属、ブランド品を売りたくても、初心者の方は「信頼できる業者がわからない」「安く買われてしまうのでは」と不安な方もいるでしょう。

そのような方は、買取のプロであるURIKO（ウリコ）にお任せください！

URIKOは実績豊富な買取業者です。どんな状態でも、ブランド品なら何でも買取可能。中間業者を挟まないため、大手事業者よりも経費がかからず、お客様の品物を高く買い取ることができます。

また、品物の査定・見積もりは全て無料で行います。簡単に料金を教えてほしいという方は、LINEでの見積もりも承ります。

店頭にいらっしゃるのが難しい場合は、出張買取も可能です。出張費用やキャンセル費用も頂いておりません。

Googleでの口コミでは、以下のような高評価をいただいております。

買取りサービス以外では、遺品整理やゴミ屋敷の清掃、不要品回収、害虫駆除やハウスクリーニングなども用意しており、お客さまの状況にあわせた対応が可能です。

家の片付け費用と買取価格を相殺できるため、遺品整理も検討の場合もぜひ一度相談ください。

壊れたネックレスの買取に関するよくある質問

ここでは、壊れたネックレスの買取に関して、多くの方が疑問に思う点や不安に感じる点を解説します。

金メッキやシルバー製品も売れますか？

金メッキ（GP）製品は、残念ながら買取不可となる場合が多いです。しかし、デザイン性が高い場合や、他の貴金属製品とまとめて売る場合に限り、値段がつく可能性もあります。

一方、シルバー（SV925など）製品は、金やプラチナに比べて単価は安いものの、多くの業者で買取対象となっています。とくに、有名ブランドのシルバーアクセサリーであれば、ブランドの価値が評価され、高値で売れることが期待できます。

刻印がないネックレスは買取不可ですか？

刻印がなくても、買取を諦める必要はありません。専門の買取業者は、素材の種類や純度を正確に分析するための専用機材を持っています。そのため、刻印がない品物でも、査定の結果きちんと金やプラチナであると判断されれば、問題なく買取が可能です。

海外で購入したジュエリーや、デザインが古い製品には刻印がない場合もあります。刻印がないから偽物だと決めつけず、まずは査定を依頼してみることをおすすめします。

ノーブランドのアクセサリーでも値段はつきますか？

全く問題なく値段がつきます。アクセサリーの買取価格は、基本的に素材である貴金属の価値で決まります。

そのため、ノーブランドのネックレスであっても、金やプラチナで作られていれば、その素材価値に基づいてしっかりとした価格で買い取ってもらえます。

また、ノーブランド品であっても、使われている宝石の品質や、デザインの良さが評価され、査定額に上乗せされる場合もあります。ブランド品でないからと価値がないと決めつけずに、一度査定に出してみることが重要です。

査定後にキャンセルできますか？

信頼できる多くの業者では、提示された査定額に納得できなければ、無料でキャンセルすることが可能です。

ただし、業者によってはキャンセル料や、宅配買取の場合の返送料が自己負担となるケースもあるため注意が必要です。

トラブルを避けるためにも、査定を申し込む前に、キャンセルポリシーについて公式サイトなどで必ず確認しておきましょう。

なお、一度売却を承諾して売買契約が成立した後は、原則としてキャンセルはできません。査定額をよく検討し、納得した上で売却を決めましょう。

まとめ

この記事では、壊れたネックレスの買取について、対象となる状態や価格が決まる仕組み、そして高く売るためのコツや信頼できる業者の選び方を解説しました。

チェーンが切れたり、石が取れたりしたネックレスでも、素材である貴金属やブランド、宝石に価値があるため、多くの場合で買取が可能です。大切なのは、「価値がない」と自己判断で諦めないことです。

紹介した業者選びのポイントを参考に、まずは無料査定を利用して、お持ちのネックレスの価値を確かめてみることをおすすめします。納得のいく価格で手放すためにも、複数の業者を比較検討することが重要です。